最近、電気ケトルが多く発売され、コーヒー、お茶などでお湯だけ沸かすのに、便利そうで、購入を検討しました。
ガスに比べ、全エネルギーがお湯に伝わるため、電気ケトルのほうが安くお湯がわかせるのではと考え、購入価格がどのくらいで回収できるのか計算してみました。

1Lの水を沸かすのに、必要なガス代、電気代を求めてみます。

算定条件

水温 16.6℃ 東京都水道局温度
電気代 26.1円/kWh 2016年平均単価
ガス代 128円/m3 同上

 

水道からの水温は、季節によって変わります。今回は、東京都水道局で公開されている年間平均水温としました。
電気代、ガス代も、原油価格、為替により変わりますが、我が家の2016年実績単価としました。

算定結果

ガスコンロ 電気ケトル
熱効率 50% 100%
必要熱量 167kcal/L 83kcal/L
消費量 0.016m3/L 0.097kWh/L
1L沸かす費用 2.07円/L 2.53円/L

熱効率は、コンロまたは、ポットからのエネルギーがどのくらい水に伝わるかを示しています。ガスコンロは、ガスのエネルギーの50%がお湯に伝わるとしています。実際は、バーナーの性能、やかんの形状などにより前後します。電気ケトルは、100%のエネルギーが水に伝わるとしました。

多少、電気のほうが有利な熱効率としましたが、当初の予測とは違い、1L沸かすのに、ガスコンロのほうが0.46円(2.53円 – 2.07円)安い結果となりました。
1日3回1年間沸かした場合の差額:
0.46円/L × 3回/日 × 365日  = 503円/年

となり、年間500円ガス代がうくことになります。
ガスコンロの場合、エネルギー効率が40%になると電気ケトルと同じ費用になります。
以上より、電気ケトルを買っても投資は回収できないことがわかりましたので、購入は見送りました。

なお、以上の計算は、電気契約などにもより変わりますので、参考にしてみてください。